はるきげにあ的煩悩生活
鞠絵ちゃん、誕生日おめでとう!
吉備路散策
20080911180703

「今日も暑いな~」

「本当ですね。あ、電車が来ましたよ」

「『電車』といってもディーゼルだけどね。ローカル線は風情があっていいなあ。麗ちゃんが喜びそうだ」

「あ・に・う・え・さ・ま」


「さ、さあ早く乗ろうか」

20080911180706

「ここが今回の主目的、艮御崎神社だよ。温羅を祀っているんだ」

「誰もいませんね…」

「昔から、地元の人がずっと守ってきたんだろうね」

「いかにも村の神社という感じがしますよ」

20080911180710


20080911180708

「前にも来たけど、吉備津神社の回廊と御釜殿だよ」

「修復が終わって、本殿の屋根がきれいになりましたね」

「うん。古びた神社も味があるけど、新しい神社もいいもんだ。ところで…」

「どうかされましたか?」

「この回廊の奥に温羅も祀られている御崎社というのがあるんだけどね」

「はい…そういえば」

「参道の奥に建物がなくて、左横に建ってるんだよ」

「それは…場所の関係で、真正面に配置できなかったのでしょうか?」

「うーん。多分だけど、わざとこの配置にしたんじゃないかな」

「神様を祀るのにですか?」

「その神様の種類によると思うよ」

「神様の…種類ってなんですか?」

「祀らないと祟られるけど、自由に出歩いてもらっても困る神様だから、封じ込めてるんだろうね」

「その神様というのは…」

「もちろん温羅だよ。さっき見た御釜殿の下には、温羅の首が埋められてるらしいしね。つまり、この吉備津神社全体で温羅を封印しているみたいなもんだよ。千年以上にわたってね」

「そんなにも…ですか?」

「信じられない?」

「い、いえ。そんなことはないですが。その…どうしてそこまでする必要があったのでしょうか?」

「それほどまでに、吉備の国を大和朝廷が恐れてたってことだよ。でもこの続きは…」

「はい?」

「アルコールで喉を潤してからがいいなあ」

「もう、兄上様ったら。ほどほどにしてくださいね」

「了解」
スポンサーサイト




コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

▼この記事へのトラックバック(あれば表示)